プッシング・デイジー ~恋するパイメーカー~(原題: Pushing Daisies)
プッシング・デイジーの出演者 |
<あらすじ>
ネッドは子供の頃、自分の特殊な能力に気付く。トラックに轢かれた愛犬に触れると生き返ったのだ。しかし、誰かを蘇生させると、他の誰かが命を落としてしまう。動脈瘤の母を生き返らせると、ガールフレンドの父親が死んでしまった。しかも彼が蘇生した者に再び触れると、永遠に死んでしまう。
その後、成長したネッドはパイ職人となる。彼は自分の能力を隠して生活していた。ところがある日、私立探偵のエマーソン・コッドに能力の事を知られ、探偵業を手伝うことに。そんな中、運命を変える出会いが訪れる!ある事件の被害者が、初恋の女性チャックだったのだ。彼女を生き返らせたネッドは、再び彼女に触れることをためらい・・・愛しているのに触れられない、という切ないラブストーリーが始まったのだ。
<3つの法則>
ネッドの能力には、3つの法則があります。↓
写真よりも実際の映像の方がはるかに可愛いです。
1. ネッドが死んだものに触れると生き返る
2. 生き返ったものに、再びネッドが触れると永遠に死んでしまう
3. 蘇らせたものに60秒以内に再び触れなければ、他のものが代わりに死んでしまう
2. 生き返ったものに、再びネッドが触れると永遠に死んでしまう
3. 蘇らせたものに60秒以内に再び触れなければ、他のものが代わりに死んでしまう
字面で見ると少し複雑そうに見えますが、
普通に見ていれば問題なくわかるのでご安心を。
<物語の基本>
物語は一話完結型です。
毎回私立探偵のエマーソンに依頼のあった事件をネッドたちが解決するというのが、基本パターンで、その合間にネッドの生い立ちや、登場人物の過去や秘密(これが物語の肝だったりする)が語られます。
<この作品のポイントなど>
⑴美しく可愛い色彩(大人のファンタジー)
プッシング・デイジーを見て、まず気がつくのが、セットや衣装などの色彩が美しく可愛いこと。上の画像を見てください。ドラマ全体があのようなトーンで彩られています。他のドラマでは見られない、まるで絵本のような映像にはまること間違い無しです。建物や街並など全てはリアルを追求したものではなく、ファンタジーにふさわしいものになっています。
エピソードによっては、体中蜂に刺された死体など本来ならばグロテスクなはずのものが登場しますが、この可愛いトーンで作られているので、不快感なく見ることができます。
ちなみにDVDはピクチャーレーベルになっていて、パイの絵柄になっています。
それが見た目もよくとてもおいしそうなんです。
⑵動物も可愛い
主人公ネッドが飼っている犬のディグビーが、本当に可愛いんです(上の写真の一番左)
ただ切ないのが、ディグビーはネッドが小さい時に生き返らせているので、ネッドはディグビーに触ることができないのです。でも、犬は飼い主になでなでされたいもの。そこでネッドはマジックハンドを用意していて、それでなでなでしているのです。コミカルなんだけど、よく考えるとちょっと切ない。
登場する動物は、ディグビーだけではありません。シーズン2では、ぶたのピグビー(いい名前だ笑)が登場します。↓
![]() |
ピグビー |
ディグビーとピグビーが一緒に散歩に連れて行ってもらうシーンは、
激カワすぎて萌え死にしそうになります♡
⑶パイがおいしそう
ネッドの店では沢山の種類のパイが出てきます。それがどれもおいしそうで、見終わった後は、パイが食べたくなること間違い無し。ツインピークスを見て以来、久々にパイを食べたくなりました。
⑷個性的な登場人物
巨漢の黒人私立探偵であるエマーソンの趣味は、編み物と飛び出す絵本作り。
チャックの二人のおばさんは、元シンクロのショーガール・・・というように、
登場人物は個性的。ゲストもその例外ではありません。
⑸エミー賞受賞
アメリカのTV版アカデミー賞とも言えるエミー賞で、この作品はいくつもの賞に輝いています。
この賞をもらうことは、TV界での最大の栄誉とされています。
2008年
コメディシリーズ部門監督賞
コメディシリーズ部門編集賞
シリーズ部門劇中曲音楽賞
2009年
コメディシリーズ部門助演女優賞 - クリスティン・チェノウェス
シリーズ部門衣装賞
シングルカメラ・シリーズ部門美術監督賞
シングルカメラ・シリーズ部門メイクアップ賞
<作品の基本情報>
一応基本的な情報も書いておきます。
「プッシング・デイジー ~恋するパイメーカー~(原題: Pushing Daisies)」
・制作局:ABC
・出演者:リー・ペイス、アンナ・フリエル、シャイ・マクブライド、
クリスティン・チェノウス、フィールド・ケイト、スウージー・カーツ
エレン・グリーン
・シーズン1 全9話、シーズン2 全13話
この作品を見るには
→AXNのような専門チャンネルで見る。DVDを購入orレンタルする。
不満なのが、レンタルがTSUTAYA独占ということ。ハーパーズアイランドもそうでしたが、私個人はこのことに対してとても不快感を抱いています。独占にすることで多くの人に見てもらうチャンスが減ってしまいます。普段からTSUTAYAに行かない人は、この作品を知ることすらないとう事態になります。せめて、TSUTAYA先行リリースとかにしするべきだと私は思います。
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不満なのが、レンタルがTSUTAYA独占ということ。ハーパーズアイランドもそうでしたが、私個人はこのことに対してとても不快感を抱いています。独占にすることで多くの人に見てもらうチャンスが減ってしまいます。普段からTSUTAYAに行かない人は、この作品を知ることすらないとう事態になります。せめて、TSUTAYA先行リリースとかにしするべきだと私は思います。
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